2013/11/21

シュリンクを斬る!㉕ “コンコルディア(Concordia)”の巻

今年のエッセンにて発表された新作タイトルがいくつか我が家にも到着してきました。

その中から今回はこのタイトルのシュリンクを切り、中身を紹介しようと思います。

ロンデルシステムで有名なマック・ゲルツの期待の新作“コンコルディア”です。

それではシュリンクに刃を入れます。

ぶすり。

切れ目からシュリンクを剥がしていきます。

ばっさり。

表面もばっさり。

剥がし終わりました。アレア大箱サイズより更にひとまわり大きいかなり大型のボードゲームです。

デザイナー、マック・ゲルツとパブリッシャー、PD Verlagのロゴが刻印されています。

こちらが裏面。

ドイツ語による内容物のリスト。英語によるコンポーネントも同梱されていることが強調されていますね。

ドイツ国内での工場での生産です。作者はマック・ゲルツ。アートワークを手掛けたのはマリナ・ファーレンバッハなるアーティストですね。私は寡聞にして存じませんが。

美麗な内容物の写真。期待に胸が高鳴ります。

それでは開函!

ぱかり!

ふむ、まずはルールブック。

舞台の背景を説明したヒストリカルノートとルールブックは分冊されており、ドイツ語と英語でそれぞれ一冊づつ。もう一枚はゲームの準備を説明したシート。こちらは一枚のみですが表裏でそれぞれドイツ語と英語で表記されていました。

ヒストリカルノートを繙いてみました。

欧州各国ごとに細かく説明されています。時代的には紀元前後あたりが背景のようです。

最後のページにはPD出版から発表されているゲルツの諸作のガイドも。

こちらが英語版ルールブック。

コンポーネントの紹介。

ルールブックの分量は意外にも少なく見開き4ページの一枚ものでした。

こちらはゲーム終了時の得点計算について説明しているパートですね。

ゲーム開始の準備について説明している一枚もの。

こちらからもゲームボードの美しさが窺い知れます。

箱に戻りまして、次はパンチングボード。

パンチングボードはこちらの二枚が封入されていました。

タイル類を抜きました。非常に抜きやすく、ランクはA~Eの五段階評価でA~Bといったところ。

お金と各都市に置くタイルですね。リソースが描かれています。

小袋に仕分けしました。上部はプレイヤーごとのボード。

さて、いよいよゲームボードを取り出しました。

ボードはこのように四つ折りです。

ひろげてみました。美しいヨーロッパマップが目の前に広がりました。やはりそれなりの大きさです。

各属州がまとめられています。赤い点は都市でしょうか。

人物カードを配置するディスプレイなど。

エジプト。

イタリア。スタート地点のローマがあります。

スペイン。海路と陸路が確認できます。

ゲームボードはプレイヤー人数によって使用する面が異なるリバーシブル設計で、こちらは2~4人用のイタリア面。

こちらの面も美しい。

ボードの下からはカードと木製コマが。仕分け用の袋も添付されていますね。

木製コマを取り出しました。どっさりとたっぷりあります。

検品も兼ねて並べてみました。まずはリソースから。

ルールブックには全部で80個の表記がありましたが、83個ありました。

折角なのでいろんな角度からパチリ。

こちらも小袋に仕分け。添付の袋は使わず、愛用しているダイソーのものに封入。

つづいて各プレイヤーが使用するもの。

こちらもいろんな角度から撮影。

実に良質な木製コマです。

欠品はなく安心しました。

最後にカード。同じ内容のものがドイツ語と英語で一組づつ、2セットありました。

今回カードはすべてスリーブに封入することにしました。

サイズはユーロスタンダード。今回はメイデイ製を使用。

すべて入れ終わりました。

カードの言語依存は気にしなくてもいいレベルだと思います。日本語化はまあいいかな。

それでは箱にしまいます。まずはタイルやカード、木製コマなどをどさっと。

その上に重厚なゲームボードで蓋。

最後にルールブックのたぐい。

蓋をしめて終了。


各種コンポーネントが充実している、本格的なボードゲームの登場です。

ルール分量はそれほど多くはなく、それでいて多彩な戦略が考えられるハンド&リソースマネジメントの真骨頂というのがルール読了時点での私の第一印象です。ロンデルから離れてもゲルツはしっかり仕上げてきたのではないでしょうか。

いまからプレイが楽しみでなりません。


【オマケ】

ボックスアートの熟女をアップで。このインパクト!w

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